少しだけバリアフリー

茶の間と台所の出入口の東障子の戸車とレールを交換した。
レールの高さがやや低くなった分、少しだけバリアフリーになった。

東障子というのはこれ。
障子紙の代わりにガラスをはめた障子のこと。

交換前は甲丸レール仕様。
台所の床面との段差に加えレールの高さもあって、たまに足を引っ掛けて躓くこともあった。

真上から見たところ。足を引っ掛けるたびに曲がっていったレール。

甲丸レールを固定している釘の上を戸車が通るたびに「ゴトンゴトン」と音がする。ガラス戸のせいか結構音が響いてうるさい。

ホームセンターで買ってきたもの。
敷居の加工は無理なので、面付けV型レールを選択。
レールの立ち上がりは3mm。芯々33mmタイプ/長さ1,820mm。取り付けネジ付きで1,880円。
(芯々33mmとは、引き違い戸のレールの中心~レールの中心までが33mmということ。)

V型戸車。33mmのベアリング仕様。1個360円。

東障子を外して、古いレールを外す。
甲丸レールは、アルミ板をU字に曲げたような構造なので、内側の隙間からご覧のようなホコリの塊が出現してちょっとびっくり。

買ってきたレールを柱~柱間の長さに切断して、付属のネジで取り付け。

古い戸車を外す。ビス止めかと思っていたら釘だった。

甲丸レールの形状に合わせて溝が切ってあり、そのまま新しい戸車を取り付けると、車輪が奥に引っ込んでしまう。
5mm程度の厚さのあて木を接着剤で貼りつけて車輪の高さを調整する。

新しい戸車を取り付ける。古い戸車を止めていた釘を再利用した。
ちなみに古い戸車は30mmサイズ、新しい戸車は33mmサイズだったので、穴加工しなければ取り付けできない可能性もあったが、ギリギリそのまま取り付けできた。

1時間ちょっとで完成。
スルスルと軽い力で開け閉め出来るようになり音も静かになった。
レールの段差も少し(4mm)減って形状も平たくなったので躓きも減るだろう。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク