PC用のスピーカを製作した。
製作、と言ってもキットを買ってユニットを組み付けただけだが。。。
下記2点をコイズミ無線で購入した。
・スピーカーユニット:FE103-sol(8Ω)
・バスレフ型エンクロージャー:YK103-Sol
エンクロージャーはターミナル取り付け済み、内部配線も済んでいる。
もちろん、吸音材も貼り付けてある。
突き板と塗装仕上げも綺麗だ。
説明書通りファストン端子とスピーカユニットを接続し、付属のビスで取り付けて完成。
所要時間、10分といったところか。
これまで使用していたのはONKYO MS-700。8cmウーファー×2とツイーターの2ウェイバスレフだ。
幅96mm×高さ245mm×奥行178mmの小さなサイズから、80~90,000Hzを再生する。
MS-700は高域が伸びた明瞭な音が特徴。
低域は不足気味で、たぶんスペック通り80Hz以下はほとんど出ていないように思う。
オプションにスーパーウーハーがあるくらいなので、思い切って切り捨てているのかもしれない。
エンクロージャーは9mm厚程度だろうか、ボリュームを上げていくと盛大に箱鳴りが始まる。
PCモニターの両脇に置いて至近距離で使う分には、定位もよく、ヘッドホンで聴いているような解像感が得られるが、低域がないので薄っぺら?な物足りない音になる。
今回のYK102-Sol + FE103-solは10cmフルレンジ一発。
エンクロージャーは幅152mm×高さ296mm×奥行239mmと約2倍くらい大きい。
ユニットの再生周波数帯域は85Hz~40kHz。
エンクロージャーのfbは72Hz。
音出ししてみると、、、
期待が大きかったせいか、エージングも済んでいないからか、低域の伸びがなく、音の広がりもなく何か物足りない。
そのまま2~3時間、再生を続けていると徐々に低域が伸び、音の広がりも出てくるようになり、フルレンジ1発の定位抜群のナチュラルな音が出てくるようになった。\(^o^)/
やはりエージングは必要らしい。。。
ボリュームを上げてみる。箱鳴りもなく、いい鳴りっぷりだ。
このサイズでこの低域の伸び、量感なら十分満足できる。
それから2時間ほど聴き続けると、変化は少なくなったものの依然音が変わり続けているようだ。
先ほどまで聴き取れなかった微小な音が鳴っているのがわかるようになってきた。素晴らしい。。。